万葉集では、萩の花が多く詠まれています
“ 我が岡にさ牡鹿来鳴く初萩の花妻とひに来鳴くさ牡鹿 ”
萩の花を雌鹿にたとえ
花嫁に得ようとやって来て鳴く牡鹿がいると詠ったものです
また、
恋文を花枝に結び届け
恋を実らせる手伝いをしたという萩の花
いにしえのロマンチックな花だったんですね
月のした 風に相づち 萩の花 sumica
おまけ:秋の七草
萩・ススキ・キキヨウ・女郎花(オミナエシ)
撫子(ナデシコ)・藤袴(フジバカマ)・葛(クズ)
写真:目白庭園の滝の上流に咲いた “ 萩 ” の花(マメ科)
池に流れ込む滝