9月の彼岸の時期に咲く、埼玉県日高市巾着田・500万本のヒガンハナ(マンジュシャゲ)群生地。
ため息の出るほど、赤の世界でしたよ。
ようやく、夏の熱帯夜から解放され、月を愛でる季節。
私も黄色い菊を満月に見立てて、お月見の花を飾り、うさぎの練り切り(和菓子)を作ってみました。
菊の扱い方:市販の花長持ち剤の中に糖が含まれている物が在ります。
菊は、糖に弱いので花の長持ち剤を使わずに、こまめに水を替えてあげて下さい。
2018・生態調和農学機構 観蓮会
花言葉:清らかな心。ハスの英名は、ロータス、インド原産の多年生水生植物。
浄化する力があるといわれるハスは、泥の中からスックと立ちあがり咲き、
葉の汚れも水滴にして洗い流す(撥水機能=ロータス効果)を持つ美しい花です。
泥の中の地下茎は、みんなが食べる穴のあいたレンコンです。
なにより、ハスの清涼感あるうっすらとした甘い香りは、気持ちをスーッとを軽く
してくれるようです。
ハスの花は、開花時に音がするといわれ、東京大学大学院農学生命科学研究所付属
生態調和農学機構のボランティアさん方が調べた結果、音はしなかったそうです。
ハスの開花の音は、心に届く音なき音のようです。心で聴く音なのかもしれません。
写真:東京大学大学院農学生命科学研究所付属生態調和農学機構の無料観蓮会は、
2018.7/21(土)7:00~11:00。駐車場がないので、公共交通機関をご利用ください。
200種近くのハスが、交配しないように大事に育て研究されています。
大賀ハス:昭和26年、東京大学検見川運動場の遺跡後から発見されたハスの実は、
[今から2000年以上前(卑弥呼の時代)]の古代ハスの実でした。
その種を開花させ、現在は、大賀ハスと名付けられ各地で開花に成功しています。
2018.父の日フラワーアレンジ
2018年6月17日(日)は、父の日ですね。
父の日、私の父の思い出は、背の高い父の肩車に乗って出かける事です。
人混みで、小さな私と手をつなぐよりも
肩の上に乗せておけば、迷子の心配も無かったのかもしれませんし、
私は、父の肩の上で見晴らしのいい世界を楽しむ事が出来ました。
あらたまって感謝の言葉を伝えずとも、この気持ちが父に届きましように。
ブルーベリーを父の日のフワラーアレンジに入れて、
「パソコンとにらめっこのお父さん、眼を大事にしてね。」
写真:360°ユリの世界が、広がる場所は、
埼玉県所沢市・西武球場前駅から徒歩5分のゆり園です。(ところざわゆり園)
蒸し暑い日もあれば、梅雨寒の日もあります。
どうぞ、おからだにお気をつけください。
シャクヤク・ユリのフラワーアレンジ
シャクヤク・ユリを使って、女性らしい曲線を描く花レッスン(マーメイドスタイル)。
「思い描くラインの茎を見つけるのも花を挿すのも難しい~。」の声の中、
みなさんの頑張った作品です。
おまけ:「立てばシャクヤク、座ればボタン、歩く姿はユリの花」のことわざは、
女性の美しい容姿をたとえた花と思いきや!。
別の意味も含まれていました。女性特有の病に効果ある生薬だと言っていたようです。
シャクヤクの根は、いきり立つようなイライラや痛みを和らげる作用。
ボタンの根の皮の部分は、血の巡りが滞り、座り込むようなだるさを改善する作用。
ユリの鱗茎の鱗片を乾燥させたものは、弱った精神を安定させる働きもあるそうです。
(タケダ薬報より)
シャクヤク・ボタン・ユリは、明るく美しい女性でいて欲しい
という願いを兼ね合わせた花達だったんですね。
カラーの花
すっと伸びた茎が美しいカラーは、南アフリカ生まれのサトイモ科です。
カラーの白い襟のように見える部分は、葉が変化した「仏炎苞(ぶつえんほう)」。
花は、中心にある棒状の部分です。(写真:カラーの黄色い花に白い花粉が付いています。)
カラーには、湿地帯で育つ茎のまっすぐなカラーと乾いた土地を好む茎のしなやかなカラーがあります。
カラーをオアシスに挿すときには、茎を輪切りに切り、
オアシスにカラーの茎の太さのくぼみを作ってから挿すと茎が折れずに挿しやすいですよ。
カラーの花言葉:華麗なる美、乙女のしとやかさだそうです。
私が、カラーに魅了される理由は、花言葉にもあるようです。
おまけ:水芭蕉(ミズバショウ)、アンスリウムもカラーの仲間です。